1780年にボローニャの医師、解剖学者のルイージ・ガルヴァーニは、解剖したカエル足の筋肉の二か所に、異なる金属(例えば銅と亜鉛)を同時に接触するとその筋肉が収縮したことで電気が通ったと断定した。
これが電池原理の発見になった。
ガルヴァーニはその後もカエルや様々な動物に実験・研究を行い、1791年発表の論文「De Viribus Electricitatis in Motu Musculari: Commentarius」(Commentary on the Strength of Electricity in Muscular Motion)にて体系化された。
一方、ガルヴァーニの発見により、イタリアのパヴィア大学の物理学者であるアレッサンドロ・ボルタは、その場合カエルの足が電気伝導体にしか過ぎないと考え、足代わりに食塩水に浸かった紙を利用し、接続中の異なる金属に挟み込むことで電気が通ることを確認した。その後、1799年にボルタは「Pila di Volta」と言われる一定電流を提供できる初期の化学電池を発明し、1800年の論文「On the Electricity Excited by the Mere Contact of Conducting Substances of Different Kinds」で発表された。
電池の発明から220年を経過し、電池容量増加と共に応用分野も広がり、以前想像もつかなかった用途にも利用され、エネルギー革命を起こす様になってきた。
2020年に設立された株式会社ルッチョラ(イタリア語で蛍の意味。会社ロゴはホタルイカ)は、電池が起こすエネルギー革命を支える研究を行い、電池を利用する業界のニーズに合わせ、二次電池の評価・試験装置を始め、様々な関連装置の開発を行う事を使命、目的とします。現在は当社の初製品「次世代バッテリー充放電装置」の開発中です。
会社名 |
株式会社ルッチョラ |
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住所 |
東京都目黒区柿の木坂一丁目 14番3号 |
出資金 |
1,000,000円 |
代表取締役 |
シラジ エイマル |
事業内容 |
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